[VI-343] 塗膜防水材を用いた吹付けリニューアル工法の開発 その3
トンネル全体構造系の解析的検討
キーワード:吹付け補修、リニューアル、塗膜防水材、有限差分法
コンクリート構造物のリニューアル工法には種々の工法があるが、その中でも大断面での補修を想定した場合には、施工性、経済性の観点から吹付け工法による補修が有利である。しかし、従来の吹付け工法でより高品質の補修を行う際は、材料費の高いポリマーセメントを用いることが多く、工費が高くなる傾向がある。本研究は、従来の吹付け補修工法と比較して、経済性、耐久性に優れた補修工法として、既設コンクリートの斫り面に対してEVA樹脂系の塗膜防水材を塗布し、その上から通常の吹付けモルタルで保護する工法を開発した。本稿は本吹付け補修工法をトンネル覆工に適用した場合のトンネル構造の安定性の検討を解析的に検討するものである。
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