[VI-356] 転輪型RI密度水分計による非破壊計測の実験
キーワード:情報化施工、生産性向上、散乱型RI計器、自動制御振動ローラ、自動計測、i-Construction
筆者らが開発してきた自動制御型振動ローラは自動での転圧走行が可能であるが、この技術による作業の自動化に加えて、散乱型RI計器を使用した連続非破壊での締固め度の自動計測装置を開発することにより、施工と品質管理の両立を目指している。筆者らは、試作器としてローラ形の筐体の内部に計測装置を内蔵し、走行しながらの計測が可能な「転輪型RI密度水分計」を製作した。本稿では特性の異なる複数の材料を使用して構築した盛土を対象に試作機の計測実験を行い、走行速度が計測精度に与える影響を調査した結果について記す。実験により、走行速度が0.5km/h以下の領域では従来型の計器と同等の精度で計測可能であることが示された。
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