[VI-374] 長支間PC橋のコンクリート品質向上に対する取組み
本研究は、長支間PC橋の特徴を把握しコンクリートの品質向上に対する手法を示すものである。この手法を広く展開することによって、今後施工される長支間PC橋でコンクリートの品質が確保されることを目的とする。長支間PC橋はコンクリートの圧送距離が長いことと躯体断面が大きくかつシースが過密であることが特徴的である。圧送距離の影響によるワーカビリティ―の低下と躯体構造の影響による締固め不良に対して、「実物大試験によるコンクリートスランプロスの把握」と「コンクリートの締固め部位に合わせた内部振動機の機種選定」の手法を用いた。これらの手法が、コンクリートの品質確保に有効な手段であることが知見として得られた。
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