橋梁 (2)

[VI-375] 加熱改質フライアッシュを使用したコンクリートによる橋梁上部工の施工

*庄司 啓明¹、武田 隆¹、神内 亮太²、佐藤 貴之³ (1. 熊谷組、2. JR東日本、3. 日本製紙)

キーワード：PRCﾗﾝｶﾞｰ桁、アルカリシリカ反応、加熱改質フライアッシュ、水解紙

PRCランガー桁の施工において、加熱改質フライアッシュ（CfFA）を混和したコンクリートを適用した。設計条件および現場条件を勘案して、強度発現に有利な普通ポルトランドセメントをベースにアルカリシリカ反応抑制に効果のあるCfFAを使用することとした。製造時にサイロが使用できないことから、水解紙に梱包したCfFAを直接ミキサーに投入して混練することとし、各種検討を実施して配合を決定した。CfFAを梱包することによって、投入に要する時間・投入に係る労務・投入時の粉塵の削減が可能となり、狭隘なプラント内での作業に効果のあることが確認され、システムとして有効な方法であることを実証できた。