令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

情報化施工 (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 VI-9 (幸町総合教育棟 多目的室2)

座長:中村 泰広(鹿島建設)

[VI-384] 高速道路ジャンクション工事における ICT 土工への取組み

*木下 広一1、奥村 拓央1、神﨑 恵三1 (1. 熊谷組)

キーワード:効率化、ICT 土工、3 次元、マシンガイダンス(コントロール)、安全

高速道路ジャンクション改良工事において,従来から効率化が課題となっている土工事にICT土工技術を導入し,その適応性や効果を検証した.その結果,測量や土工工事における外業日数の削減等の効率化,ワンマン作業における安全性向上等が確認された.一方で,工事箇所が山間部・沢地形に位置し,作業エリアの高低差が大きく地形が複雑なため,設計データ作成時は周辺地形とのすり合わせ等に労力が費やされた.また, 衛星電波が樹木等に遮蔽され,GNSSの精度が低下する場合もあった.ICT土工を導入する際は,高低差が大きく狭隘な現場よりも,平面的かつ広がりを持つ現場の方が,より大きな効果(効率化)を期待できると考えられる.

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