令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術 (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 VI-10 (幸町総合教育棟 多目的室3)

座長:大木 基裕(東海旅客鉄道株式会社)

[VI-39] 駅改良工事における地盤改良工の影響について その1-東西線木場駅改良工事-

*村上 哲哉1、塚越 力也1、森 暢典2 (1. 東京地下鉄、2. 鹿島・鉄建・銭高建設工事共同企業体)

キーワード:混雑緩和、駅シールド、高圧噴射攪拌工法、沈下計、連結内空変位計

東西線木場駅は,1日に約77,000人が利用し,当駅中野方出入口周辺には商業施設,オフィスビルが多く存在し年々利用者が伸びている.当駅の両端部は潜函工法,中央部はシールド工法により築造されている.潜函工法で築造された両端部の立坑部では,限られたスペースにホーム階から改札階までの昇降設備が配置されている.中野方の立坑部は西船橋方の立坑部に比べ約2倍の乗客が利用しており,朝ラッシュ時には電車からの降車客の滞留列は次列車の進入までに解消されず,ホーム上が混雑している.東京メトロでは,中野方立坑部を西船橋方に約68m拡幅し,昇降設備を増設することで駅構内の混雑緩和を目的とした駅改良工事を実施している.

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