令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 VI-10 (幸町総合教育棟 多目的室3)

座長:西田 与志雄(大成建設)

[VI-41] 低温環境におけるトンネル覆工コンクリートの初期強度向上に関する基礎的研究

*竹下 永造1、村手 三郎1、土師 康一2、澤村 淳美2 (1. 太平洋マテリアル、2. 戸田建設)

キーワード:低温環境、トンネル覆工コンクリート、初期強度、膨張材、促進剤

トンネルコンクリート施工指針(案)によると,トンネル覆工コンクリートの脱型は,「12~20時間」と早期に行われることが多く,また,脱型の際に必要な圧縮強度については,安全側の強度として「2~3N/mm2」と判断されているのが現状である.ただし,環境条件やコンクリートの配合条件によっては,脱型に必要な強度を常に満足することは困難であると考えられる.そこで本研究では,低温環境におけるトンネル覆工コンクリートの初期強度向上を目的として,高炉セメントB種を用いたコンクリートに対し,硬化促進タイプの2種類の混和材(剤)を用いた基礎的な研究を実施した.その結果について報告するものである.

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