令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

開削トンネル

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 VI-1 (幸町北8号館 811講義室)

座長:緒方 明彦(熊谷組)

[VI-410] 開削トンネル工事における盤ぶくれ対策とリスクアセスメント

*鈴木 成1、中瀬 和彦1、刈屋 好男1、山田 祐樹1、石田 聡史1、中道 洋平1 (1. 株式会社 大林組)

キーワード:盤ぶくれ、ディープウェル、リチャージウェル、リスクアセスメント

本工事は、東京都中央防波堤地区の開発およびオリンピック事業に伴う将来的な交通需要の増加に対応し、都心への走行時間の短縮や地域の慢性的な渋滞緩和などを目的とした臨港道路南北線事業の一環の工事である。海に面する埋立地に最大掘削深さ約22mの開削トンネルを構築するにあたり、複数の盤ぶくれ対策と地下水低下工に伴う下水排水の削減策を講じた。複数の制約条件のあるなか、早期に技術的な検討、施工、検証、再検討(PDCAサイクル)を行ったことにより、当初工程通りに工事を終えることができた。

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