[VI-429] 引張展開式のロール状先組み鉄筋工法の開発と地下躯体での施工実績
キーワード:先組み鉄筋、生産性向上、省力化、安全性向上、工期短縮
建設現場における鉄筋工不足を解消し,配筋作業の生産性向上を図る手段として,先組み鉄筋工法の活用があげられる。ロール状の先組み鉄筋工法(ロールマット工法®)は,工場などにおいて事前にロール状に鉄筋を先組みしておき,現場で展開することでスラブ配筋の省力化を図った工法である。本稿では,従来の押して展開するロール状先組み鉄筋工法を改良し,予め仕込んだロープを引っ張ることで展開できる工法(ラクラクロールマット工法®)を開発したのでその概要について述べる。また,鉄筋の搬入時の制限などから一般的に先組み鉄筋を適用することが困難とされる地下躯体の施工に,本工法を適用した実績を報告する。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。