[VI-441] 1,500m相当の長距離圧送したコンクリートのフレッシュ性状の変化に関する一考察
キーワード:品質管理、中流動コンクリート、長距離圧送、フレッシュ性状
本工事は既設シールドトンネルのインバートコンクリート構築の工事であり,施工条件の制約から水平換算距離で最長1500mの長距離圧送が想定される.筒先での施工性確保のため,軽微な締固めを必要とする高流動コンクリート(スランプフロー350mm~500mm,以下中流動コンクリート)のポンプ圧送による品質変化の把握を目的とし,1500mの圧送試験を実施した.比較のため,当初設計であるスランプ8cm相当の普通コンクリートでも同様の試験を実施した.試験の結果,本普通コンクリートは1500mの圧送は困難であると考えられる一方,本中流動コンクリートは経時および圧送によるフレッシュ性状の変化は認められなかった.
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