[VI-448] Application Example of Impact elastic wave method to Quality Control of Newly-Concrete Structures
Keywords:Non-Destructive Tests, Impact elastic wave method, Concrete, Quality Control, Multiple Reflection method
非破壊試験である衝撃弾性波法の測定方法の一つに多重反射法がある。多重反射法では,コンクリート表面の鋼球打撃により発生した弾性波が内部を多重反射することにより出現する基本周波数を測定する。この基本周波数は,内部の欠陥の有無や弾性係数により変化するため,非破壊試験において有効な指標となる。今回は,設計厚さ2000mmの新設コンクリート構造物で多重反射法を利用した非破壊試験を実施し,新設時の品質管理として,基本周波数及び弾性波伝搬速度を測定した。その結果,品質は問題が無いことを確認できた。また今回の結果は,以後の維持管理の初期値として利用できると期待される。
Abstract password authentication.
Password is required to view the abstract. Please enter a password to authenticate.