令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

品質管理 (4)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:齋藤 淳(安藤ハザマ)

[VI-448] 新設コンクリート構造物の品質管理への衝撃弾性波法の適用事例

*片岡 繁人1、岩野 聡史1、大野 健太郎2、上野 敦2、宇治 公隆2、立澤 延泰3、澤上 晋4 (1. リック、2. 首都大学東京、3. 東京都、4. 大成建設)

キーワード:非破壊試験、衝撃弾性波法、コンクリート、品質管理、多重反射法

非破壊試験である衝撃弾性波法の測定方法の一つに多重反射法がある。多重反射法では,コンクリート表面の鋼球打撃により発生した弾性波が内部を多重反射することにより出現する基本周波数を測定する。この基本周波数は,内部の欠陥の有無や弾性係数により変化するため,非破壊試験において有効な指標となる。今回は,設計厚さ2000mmの新設コンクリート構造物で多重反射法を利用した非破壊試験を実施し,新設時の品質管理として,基本周波数及び弾性波伝搬速度を測定した。その結果,品質は問題が無いことを確認できた。また今回の結果は,以後の維持管理の初期値として利用できると期待される。

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード