[VI-456] 調査坑からの本坑探査技術についてー平成28年度三遠南信池島トンネル調査坑工事-
キーワード:調査坑、断層・破砕帯、探査技術、三次元トモグラフィ
本工事は高土被りの長大トンネルである上に大断層帯である中央構造線が隣接すること,厳しい地山条件で,かつ詳細な事前調査が困難であったことから,避難坑を調査坑と位置づけ,地質・地下水状況の事前調査,先行水抜きの役割を担わせることとなった.しかしながら,三次元的に複雑に分布する破砕帯や滞水層の本坑位置における位置・形状・状態を,二次元的な探査だけから正確に予想することは困難であると想定されたため,コアボーリングとボーリング孔を利用した三次元トモグラフィを技術提案として行った.調査は断層破砕帯を含む6区間で実施する予定であるが,今回は第1回目の調査について,その概要を報告する.
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