[VI-472] 点検困難箇所解消に向けた遠隔支援システムの活用事例
キーワード:点検困難箇所、ロープアクセス、ウェアラブル端末、点検支援
鋼トラス橋は、大型機械も使用しづらいような点検困難箇所が存在する。そのような場合の点検困難箇所の解決方法としてロープアクセスによる点検がある。しかし、ロープアクセスを活用する上での課題として、点検者から責任者への状況確認が不十分となる恐れがある。その課題に対して、スマートグラスを使用した遠隔支援システムによる解決を試みた。スマートグラスを屋外で使用するには、通信環境の確保が問題であったが、無線LAN機器を中継器として利用可能なモデルを使用することで、通信エリアの拡大を図った。遠隔支援による点検では、点検作業への不具合は生じず、屋外における問題も解決され、高い有効性と実用性が確保された。
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