令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-13 (幸町総合教育棟 第32講義室)

座長:渡邉 晋也(施工技術総合研究所)

[VI-479] 超高解像度カメラを用いた橋梁の画像診断において点検スキルが診断結果に与える影響の分析

*浦田 渡1、南 貴大1、藤生 慎2、福岡 知隆2、須田 信也3、髙山 純一2 (1. 金沢大学大学院、2. 金沢大学、3. WorldLink&Company)

キーワード:橋梁点検、画像診断、点検経験年数、適合率、再現率、F値

国土交通省により高齢化が急速に進んでいる橋梁に対する予防保全的な維持管理が重要視されており,全ての橋梁に対して定期点検が義務付けられている.現在実施されている点検手法である近接目視点検は予算・人員の問題により効率化が見込めないことから,その代替手法となる様々なシステムが研究されているが,本研究では,超高解像度のカメラを用いることで視覚的に現在の点検と遜色ない環境を構築し,人が画像上で損傷の診断を行う「画像目視診断システム」を提案する.今回は,本システムを提案する際に生じた「点検スキルが診断結果に与える影響」の課題に着目し,その影響について適合率,再現率,F値を用いて評価を行った.

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