Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (6)

Wed. Sep 4, 2019 10:25 AM - 11:55 AM VI-13 (幸町総合教育棟 第32講義室)

座長:渡邉 晋也(施工技術総合研究所)

[VI-483] Study on productivity improvement of crack inspection work by image analysis technology using AI

*青木 峻二1、富井 孝喜1、齊藤 翔太1、保坂 正文2、佐藤 康平3 (1. 株式会社大林組、2. 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、3. 富士フイルム株式会社)

Keywords:Concrete, Crack, Image analysis technology, Inspection work

コンクリート構造物の点検は、近接目視により行われてきた。一方で、画像解析によるひび割れ自動検出技術が実用化に向けて開発が進んでいる。そこで、トンネルの覆工コンクリートを対象として、AIを用いた画像解析によるひび割れ自動検出と近接目視点検によるひび割れ調査の比較を行い、その精度と所要時間の比較を行った。その結果、ひび割れの検出精度に関しては、検出の有無、ひび割れ幅と長さのすべての項目に対して、ひび割れの自動検出技術でも、近接目視と比較して、十分な精度を持つことを確認した。所要時間に関しては、ひび割れ自動検出技術を用いることで最大で60%程度短縮できることが明らかになった。

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