令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-2 (幸町北8号館 812講義室)

座長:増澤 伸司(熊谷組)

[VI-496] 新型セグメント継手の耐荷性能(その1~中小口径用~)

*塩永 亮介1、山口 隆一2、清水 亮一2、峯崎 晃洋2、小林 一博2、道脇 裕3 (1. 株式会社IHI、2. 株式会社IHI建材工業、3. 株式会社NejiLaw)

キーワード:セグメント継手、引張試験、継手曲げ試験

本論文では,中小口径シールドトンネル向けのRCセグメントに適用するセグメント継手のうち,新たに開発した雌雄形状の差がない新型セグメント継手に関して,実験的にその耐荷性能を検証した。まず,継手金物単体の引張試験を実施し,設計値以上の引張耐力を有することを確認した。次に,RCセグメントに新型継手を埋め込んだ場合の継手曲げ試験を実施し,設計での終局曲げ耐力を大きく上回る最大荷重に達すること,また嵌合した金具部が最終段階でも健全な状態であることを把握した。これらより,新型継手が十分な耐荷性能を有していることを確認した。

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