[VI-497] 締結力を有するセグメント継手の開発(実大RCセグメントリング自重載荷試験)
キーワード:シールド、実大RCセグメント、自重載荷試験
従来のボルト式継手に代わって、近年採用が増えているセグメント用ワンパス継手には、締結力がなくクリアランスが大きいために組立時のリング真円度が低下し、継手部の偏りによりセグメントに悪影響を及ぼす等の問題があった。そのため本研究では、締結力を有しながら簡易な機構で、前述の問題を解決できるワンパス継手の開発を行った。試験として本継手を用いた実大RCセグメントリングの水平仮組・鉛直立て起し試験、及び実工事での施工試験を実施した。その結果、締結力のない従来の継手と比較して組立時の目開き量が少なく、真円度の高いセグメントリングを施工できることを確認した。
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