Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

シールドトンネル (6)

Wed. Sep 4, 2019 10:25 AM - 11:55 AM VI-2 (幸町北8号館 812講義室)

座長:増澤 伸司(熊谷組)

[VI-500] Experimental verification on performance of cutting large gravels by a pre-cutting bit

*伊東 俊彦1、二井 俊次1、吉田 篤司1、木下 茂樹1 (1. 奥村組)

Keywords:Shield tunneling, pre-cutting bit, cutting gravels

シールドマシンの掘削機構であるカッタービットは,長距離,大深度施工の増加に伴い耐久性の向上が求められている.また,多様な地盤を掘削する中で,巨礫に遭遇する場面も考えられる.そこでシールドマシンがスポーク形のカッターヘッドで巨礫を取込むことを想定し,先行ビットが岩石を切削する際に懸念されるビットの過度な摩耗及び欠損について,実験的に検証した.本実験の模擬岩石地盤掘削を通して,懸念されたビットの過度の摩耗及び欠損は見られなかった.硬質地盤や巨礫出現が予想される地盤を掘進するシールドマシンには,強化型先行ビットで摩耗を抑制した掘進ができると考えられる.

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