令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守 (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-4 (幸町北8号館 822講義室)

座長:玉川新悟(鉄道総合技術研究所)

[VI-527] 多種踏面に対応したクロッシング形状検討と評価方法についての研究

*米原 善秀1、渡邉 真一1、徳永 浩二1、西田 達矢2、久保 奈帆美3 (1. 東京地下鉄株式会社、2. 株式会社峰製作所、3. 日鉄レールウェイテクノス株式会社)

キーワード:クロッシング、多種踏面、列車走行シミュレーション、2段勾配、静的接触解析

東京地下鉄では、多くの事業者の多種類の車両踏面が軌道上を走行している。その影響よりクロッシング欠線部は、車輪によってレールに乗り上がる現象や乗り下がる現象が起き、損傷を発生している。よって、多種踏面に対応したクロッシング形状の検討が必要である。本論文では、二つの車輪踏面が走行している路線のクロッシングにおいて静的接触解析と列車走行シミュレーションを実施し、それに対する一考察を述べる。静的接触解析は、閾値を設け勾配変化位置を設定し円滑な乗移りとした。列車走行シミュレーションは、静的接触解析で設定された勾配と現状敷設されているクロッシングの、輪重と接触面圧とPQ値の比較を実施し評価を行った。

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