令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守 (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-4 (幸町北8号館 822講義室)

座長:玉川新悟(鉄道総合技術研究所)

[VI-533] 特殊分岐器ふく進検査の測量機を用いた自動化による省力化と精度向上

*安藤 洋介1、鈴木 拓海1、宮﨑 照久1、小川 和宏2、渡辺 宏典2 (1. 東日本旅客鉄道、2. 計測ネットサービス)

キーワード:特殊分岐器、ふく進検査、トータルステーション

特殊分岐器内のレールふく進が間接的に起因する分岐器不転換等が発生しやすい.そのため,定期的に各レールのふく進量や離れを測定し必要な整正を行っている.

従来の検査方法では,糸張りが長く,その精度や人の目測に よる誤差が発生し,治具取扱い方法を修得する必要があることから測定誤差に問題があった.また,糸張りのため測定人数が 多く必要であり測定時間も要し,へ形レールや可動レールの相対的な距離を算出するためにはその場で手計算が必要である等,作業性にも問題があった.測定精度・作業性向上,測定時 間・人数削減を図り,より高度な管理を実現するため,トータ ルステーションを用いた特殊分岐器ふく進検査方法を開発した.

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