[VI-545] A study on mechanical behavior of newly-built structures with different positions during re-excavation of rock tunnel through numerical analysis
Keywords:tunnel renewal, re-excavation, numerical analysis
供用中の道路トンネルでは,断面積が比較的小さいトンネルを拡大する場合がある.拡大掘削では,新たにトンネルを掘削する場合と比較して,力学的な違いがあると考えられる.既往の研究により,トンネルの左右を均等に拡大する条件で支保構造の負担軽減等の可能性があることが報告されている.一方,施工にあたっては,既設トンネルの片側を拡大することにより施工性の向上等が期待できる.そこで,両側拡大と片側拡大のケースにおける支保構造の負担や既設覆工の力学的挙動等について,解析により確認し,片側拡大の場合も支保構造に比較的余裕があることを確認した.また,既設覆工は応力変化が生じやすくなることを確認した.
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