[VI-548] 小断面トンネルにおける液体急結剤を用いた乾式吹付けコンクリート施工実績
キーワード:小断面トンネル、吹付けコンクリート、乾式、液体急結剤
常磐共同火力(株)勿来発電所で稼働中の第1取水路トンネルに平行して、掘削断面積16m2の取水路バイパストンネルを築造した。トンネル本体の標高は海面下に位置するため、施工中のアプローチは深さ18mの立坑を使用するものとなった。立坑を坑口とする小断面トンネルのため、一般的なアジテータ車による吹付けコンクリート運搬は困難であることから、切羽まで配管による圧送を計画した。圧送距離は最大200mになり、閉塞のリスクを回避するため粉体輸送による「乾式」を選択した。本稿では、吹付けコンクリートに乾式を採用し、液体急結剤等と組み合わせることにより良好な結果が得られたのでその実績を報告する。
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