令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-5 (幸町総合教育棟 第11大講義室)

座長:砂金 伸治(首都大学東京)

[VI-549] 供用中の高速道路における山岳トンネルのインバート設置工事について
ー北陸自動車道 正善寺トンネル補強工事ー

*植村 義幸1、加藤 真一2、宇田 誠1、清水 靖也1、加古 昌之1、杉田 崇1、舟橋 孝仁1、高橋 雅治3、南條 健一郎3、田中 翔太郎3 (1. 鉄建建設(株)、2. 東日本高速道路(株)新潟支社 上越管理事務所、3. 鉄建建設(株)関越支店)

キーワード:山岳トンネル、インバート、高速道路、路面隆起、大規模修繕、リニューアル

正善寺トンネル補強工事は,トンネル建設時にインバートが設置されておらず,路面隆起が発生している区間に,片側交通規制で一般車両を通行させながらインバートを設置する工事であり,東日本高速道路(株)新潟支社管内で初めて行われた大規模修繕工事である.2車線の高速道路のうち,片側を交通規制して行う工事であるため,規制期間及び工程の厳守,一般交通及び作業員の安全確保が求められた.これらに対し,当初計画を変更し,効率的な施工及び安全対策を行うことで,所定の交通規制期間及び工期内で安全にインバート設置工事を完了することができた。本稿は,その一部について報告するものである.

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