[VI-561] 岩手県大槌町安渡地区 冠水被害対策
キーワード:津波浸水シュミレーション、潮位、下水道施設
東北地方太平洋沖地震により発生した津波で岩手県大槌町は未曾有の被害を受け、その中でも地盤が最も低い安渡地区においては今後津波・浸水被害に強い地区を造成することが早急に求められている。本論では、津波浸水シュミレーションを行い、計算結果から冠水対策について議論する。朔望平均満潮位と10年確立降雨の条件下でシュミレーションした結果、安渡地区の主要幹線である県道吉里吉里釜石線において約400m冠水する可能性があった。対策として町の下水道を増径、補強管の2対策を実施し、県道の嵩上げを行うシュミレーションを再度行うと冠水の可能性はなくなった。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。