令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

建設マネジメント (6)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-6 (幸町総合教育棟 多目的室1)

座長:嵩 直人(鹿島建設)

[VI-565] 橋梁修繕事業における設計者と施工者が各段階で連携を図る契約方式の検討

*万名 克実1、鈴木 泰之1、笠原 勝人1、白石 薫2、本間 順2、村井 向一2 (1. 建設コンサルタンツ協会、2. 日本橋梁建設協会)

キーワード:橋梁補修工事、入札契約方式、技術協力・施工タイプ、随意契約、ECI方式、事業円滑化

橋梁修繕事業においては、設計段階~施工段階での課題が多く、品質を確保し、かつ円滑に事業を進めることが喫緊の課題として求められている。本報告は、鋼橋の修繕事業を対象に、実業務を通じて得た課題を踏まえ設計者と施工者が各々の段階で連携し合う入札契約方式の有用性を検討し、各契約方式の選定の方向性を示したものである。本検討は、建設コンサルタンツ協会と日本橋梁建設協会とが設計者と施工者の立場から共同で検討することにより、より実務に近い視点からの検討を重ね、目的とする橋梁修繕事業における成果品の品質向上と事業の円滑な遂行が可能となる入札契約方式の選定マトリックスを作成し、提案するものである。

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