令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

橋梁 (3)/各種基礎 (1)

2019年9月4日(水) 08:40 〜 10:10 VI-8 (幸町総合教育棟 第22講義室)

座長:稲積一訓(大林組)

[VI-585] 単スパン合成桁の床版部分打ち換え時のステップ解析

*戸井田 真之介1、男澤 真樹1、丸山 欣一1、田尻 太郎1、岡本 淳敏2 (1. 株式会社 砂子組、2. 勇建設 株式会社)

キーワード:死活荷重合成桁、合成鋼鈑桁、ステップ解析、床版打ち換え、橋歴・マイクロ資料

合成桁橋の解体・補修に関しては,主に1)旧基準による設計,2)合成後の死荷重増加,3)床版撤去時の床版応力開放と剛性低下が問題になると考えられる.施工にあたって問題点を解消すべく,架設時マイクロ資料を精査,橋歴の確認を行い,施工ステップ解析を行った.補修/補強・解体によって床版撤去を受ける橋梁は供用年月の長いものが多く,竣工時の設計の基準・規定が古いために,現在では必要な照査がなされておらず,現行示方書では架設できない橋になっている可能性も無視できない.そのため,対象橋梁の橋歴を十分に調査し,マイクロ資料等にあたるのは,施工時の安全性確保のため必須と考えられる.

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