[VI-585] 単スパン合成桁の床版部分打ち換え時のステップ解析
キーワード:死活荷重合成桁、合成鋼鈑桁、ステップ解析、床版打ち換え、橋歴・マイクロ資料
合成桁橋の解体・補修に関しては,主に1)旧基準による設計,2)合成後の死荷重増加,3)床版撤去時の床版応力開放と剛性低下が問題になると考えられる.施工にあたって問題点を解消すべく,架設時マイクロ資料を精査,橋歴の確認を行い,施工ステップ解析を行った.補修/補強・解体によって床版撤去を受ける橋梁は供用年月の長いものが多く,竣工時の設計の基準・規定が古いために,現在では必要な照査がなされておらず,現行示方書では架設できない橋になっている可能性も無視できない.そのため,対象橋梁の橋歴を十分に調査し,マイクロ資料等にあたるのは,施工時の安全性確保のため必須と考えられる.
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