令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

各種基礎 (2)

2019年9月4日(水) 10:25 〜 11:55 VI-8 (幸町総合教育棟 第22講義室)

座長:伊藤 弘之(鹿島建設)

[VI-597] ニューマチックケーソン工法における生産性向上への取組み

*東 洋輔1、加藤 茂樹1、熊本 光弘2、猪瀬 亮2、川尻 克利3 (1. オリエンタル白石、2. フローリック、3. 中日本高速道路)

キーワード:流動化剤、増粘剤、中埋めコンクリート、ニューマチックケーソン

ニューマチックケーソン工法の中埋めコンクリート(以下,中埋コン)について,大断面では流動性の保持性の観点から,中埋コンに流動性の保持性を付与することが望ましく,本工法は固定された打設孔を用いて中埋コンを打込むため,流動性に加えて材料分離の抵抗性を付与することが望ましい。そこで,流動保持性や材料分離抵抗性を後添加により付与できる混和剤を用いて,中埋コンの充塡性を改善することを試みた。検討の結果,流動保持性や材料分離抵抗性を後添加剤により付与した中埋コンで暑中期施工の場合であっても確実に充塡できることを実験や現場検証から確認できた。

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