[VI-607] 散乱型RI密度計による密度計測とバックグラウンド計測の同時計測技術
キーワード:i-Construction、生産性向上、締固め、品質管理、自動計測
最新の小型高性能ガンマ線検出器と,Cs-137ガンマ線源を用いた散乱型RI密度計において,線源を装着した密度計測時に得られたガンマ線のエネルギースペクトルを900keVで切り分けることで,BGカウント数を推定する関係式を得ることができた.課題として,現場運用にはRI計器の筐体の設計が変わると推定値に誤差が生じる可能性があるが,今後も実例や,各地のデータを蓄積することで,精度の向上が期待できる.本技術はRI計器を用いた自動計測分野の発展に不可欠と言っても良い重要な技術であり,その他にも,同様の散乱型RIの測定原理を用いた別のRI計器(例えば地盤調査用や配管用密度計)への応用にも期待ができる.
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