[VI-610] 静的圧入締固め工法における地表面隆起管理事例
キーワード:静的圧入締固め工法、隆起管理
コンパクショングラウチング工法による空港滑走路の液状化対策工事では、改良材の注入に伴う地表面の隆起が懸念されており、品質・出来形管理の他に周辺地盤に配慮した施工管理が重要となっている。しかし、従来の隆起計測はレベル測量で実施しており、微小な変状の把握や施工中の隆起挙動などを把握する点で課題があった。そこで、回転式レーザーレベルとワイヤレス受光センサーを用いたリアルタイム計測による隆起監視を試み、従来方法と比較して適用性を検証した。この結果、レーザーによる隆起計測ではレベル測量では確認できなかった施工中の微小な隆起傾向の把握が可能となり、最終的な隆起量も従来方法と同等の結果であった。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。