[VI-632] ケーソン壁コンクリートへのパイプクーリングの適用と温度応力解析の妥当性
キーワード:ニューマチックケーソン工法、壁コンクリート、温度応力解析、パイプクーリング
本ケーソン外周壁は,最大3.0m の部材厚を有し,底版等の既設構造物から拘束を受けるマスコンクリートである.温度ひび割れ対策としてパイプクーリングを実施した.本報では,外周壁を対象としてパイプクーリングを考慮した事前温度応力解析結果および施工時の温度計測値を用いて,解析結果の妥当性について検証し,報告するものである.事前温度応力解析により選定した温度ひび割れ対策の実施により,有害なひび割れは発生を抑制できた.事前温度解析結果と温度実測値を比較して,特に,温度ピーク値に到達する時期が異なる結果となった.温度同定解析を行ったところ,温度上昇速度が事前解析値より大きくなる傾向を示した.
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