[VI-640] AWARDーPara工法のフィールド試験(その1:工法と試験の概要)
キーワード:気泡掘削工法、気泡ソイルセメント安定液、地中連続壁工法
従来用いられているソイルセメント地中連続壁工法に対して気泡掘削を適用した工法(AWARD-Ccw工法(柱列式), AWARD-Trend工法(等厚式)など)は,掘削注入材として気泡を使用することにより高い流動性が得られ,加水量の低減,固化材スラリーの水セメント比の低下による固化材添加量の低減,造成時の消泡による排泥土量の削減を実現する工法である.本稿のAWARD-Para工法は,従来工法よりもさらに気泡注入の特徴を活かし、施工の効率化により工期短縮とコスト低減を図ることを目的に開発した.ここでは、本工法の概要と併せて、現場適用性の検証を目的に実施したフィールド試験の概要について報告する.
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