[VI-641] AWARD-Para工法のフィールド試験(その2:室内配合試験)
キーワード:気泡掘削工法、気泡ソイルセメント安定液、地中連続壁
従来用いられている地中連続壁工法にはSMW工法やTRD工法などがある.これら従来工法に対して気泡掘削を適用することで開発された地中連続壁工法は,気泡を用いることで,高い流動性による加水量の低減,セメントスラリーのW/C比の減少による固化剤添加量の低減,造成時の消泡による排泥土量の削減を実現する工法である.AWARD-Para工法は気泡を用いた工法の優位性を高めるため,さらなる施工の効率化を図りコスト削減と工期短縮を実現することを目的に開発された工法である.本稿では,AWARD-Para工法の実証試験にあたって,仮固化土の物性確認のため室内配合試験を行った結果について報告する.
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