令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

土留め (2)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VI-1 (幸町北8号館 811講義室)

座長:山口 哲司(熊谷組)

[VI-646] 土留め壁背面の残置躯体評価による仮設工低減

*鈴木 一1、森 正宏2、井上 貴文1、大根田 敏雄2、劉 佳1、野中 隆博1 (1. 東急建設、2. 東京急行電鉄)

キーワード:仮設土留工、残置躯体、フレームモデル、軌道近接、工期短縮

渋谷駅東口では,歩行者空間・地下広場の拡充のための地下広場・新設渋谷川の構築,ゲリラ豪雨対策としての地下貯留槽の構築等が実施されている.地下構造物構築のため最大掘削深さ14m,延べ面積2100m2の大規模な仮設工事(親杭横矢板形式)を鉄道営業線に近接して実施している.限られた工期・工費の中で工事を完了させるためには,この大規模な仮設工事をいかに効率的・経済的に実施することが重要な課題となっていた.本稿では,土留め壁背面の残置躯体(ケーソン基礎のRC構造物)に着目し、仮設工の検討において構造物として評価することにより、仮設工の大幅な低減を図り工期短縮、工費削減が可能となった事例について紹介する.

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