[VI-650] 埋立地盤における地盤改良体を用いた山留めの解析検証
キーワード:地盤改良、ソイルセメント壁、慣用法、山留め工法、現場計測
地盤改良体の力学特性を考慮して設計した鋼製芯材併用型山留め壁について、深度2mの1次掘削時の動態観測結果に3次元FEM解析をふまえて考察し、設計結果の安全性について検証した。実測による最大変位量は頭部で12mmであった。また、実測・解析の両方で芯材間改良体中間部の変位差はなかった。現場山留め壁の変位は小さく、剛性が設計と異なったとしても、生じる応力は大きくないと推測できる。また、目視でクラックや漏水が確認できないことからも、仮設山留め壁として健全な状態であると思われる。以上より、安全側の設計ができていると考えられる。
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