令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術 (7)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VI-10 (幸町総合教育棟 多目的室3)

座長:谷口 裕史(安藤・間)

[VI-656] 蛍光Pコンを用いたコンクリート打設の層厚管理

*曽根川 大治1、内田 拓史1、高田 丈夫1、園部 修平1 (1. 鹿島建設)

キーワード:層厚管理、型枠、Pコン、蛍光、打ち重ね位置、生産性向上

柱や壁など高さがあり,何層かに分けてコンクリートを打設する場合,層厚管理が品質の確保において重要となる. また,建設従事者が不足する昨今の情勢を踏まえればコンクリート打設の生産性向上を図ることが求められている.それと同時に,コンクリート品質の属人化から脱却し,品質向上も目指す必要がある.これら課題に対処する在来型枠工法で適用可能な一つの方策として蛍光Pコンによる層厚管理を提案した.その結果作業員全員がわかりやすく自然に層厚管理を行うことができた.コンクリート品質は良好な結果が得られ,この方法の有効性が確認できた.また,従来方法で必要であった層厚管理人員を削減でき,生産性が向上した.

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