令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

施工技術 (8)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 VI-10 (幸町総合教育棟 多目的室3)

座長:山田 淳夫(株式会社安藤・間)

[VI-666] 地中砂埋めトラフに収容された電力ケーブルの撤去工法開発(その3)

*井口 昌之1、内藤 元昭1、吉本 正浩2、戸矢 貴幸2 (1. 株式会社 関電工、2. 東京電力パワーグリッド 株式会社)

キーワード:非開削施工、トラフ内砂除去、地中ケーブル、高圧洗浄車、吸引車

東京電力パワーグリッド(株)では,使用済となった地中送電ケーブル(以下地中ケーブル)の撤去を順次進めている.通常,地中ケーブルは公道の土被り1.5m程度の埋設位置に埋設されているコンクリートトラフ内に収容されているが,開削工法により撤去している.しかしながら,設備上部に建物もしくは埋設物が輻輳しており開削工法での撤去が不可能なルートが多いため,非開削撤去による工法開発が望まれている.この課題に対して,実証試験によりウォータージェットとバキューム併用した引抜き方法が効率的であることが確認された.

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