令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

安全管理 (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:榊原 直樹(大林組)

[VI-69] 掘削に伴う営業線躯体のリバウンドと対策について

*市原 鴻1、桑本 寛之1、谷一 彰彦1、岡田 龍二2、福田 隆二2、津田 由治2 (1. 大成建設、2. 東京地下鉄)

キーワード:開削工法、リバウンド、軟弱地盤、変位計測管理

軟弱地盤に沈埋された既設駅躯体の上部及び側部を掘削することによりリバウンドが生じた.解析による予測値は,FEM解析値をフィッティングしたため,実測に近しい値であった.掘削進捗度の差により一部駅躯体の相対変位の値が大きくなったため,既設駅躯体上に敷鉄板を載せたり,掘削箇所・掘削順序を調整する等のリバウンド抑制対策を実施しながら掘削を進めた.これらの結果,地下鉄営業線及び躯体に悪影響を及ぼすことなく掘削を完了することが出来た.

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