[VI-697] 打球探査法を用いたコンクリート骨材の品質管理
キーワード:打球探査法、コンクリート、骨材、品質管理、弾性係数、吸水率
新桂沢ダム建設工事において原石は,事前地質調査によって設定された材質区分図に基づいて分別されるが,原石品質の管理精度をさらに向上させるために打球探査法を利用した.これは,金属製の球形ハンマーで対象物を直角に打撃したときの応答加速度波形から弾性係数を算出するものである.当報告では,一定量の原石サンプルに打球探査法と比重吸水試験を行い,事前に吸水率予測式を求め,室内において打球探査法および吸水率予測式の妥当性を確認した.さらに,吸水率予測式によりコンクリート骨材として使用できるⅠ材と判定された骨材の実際の吸水率との比較結果を示すことで,当現場における骨材の品質管理が適切に行われたことを述べる.
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