[VI-701] 打設間隔を短縮して試験施工した砂防堰堤垂直壁の温度応力解析とモニタリング
キーワード:砂防堰堤、試験施工、打設間隔、温度応力解析、温度ひび割れ、モニタリング
砂防堰堤工事の生産性向上を目的として,土石流が直接衝突しない垂直壁において,生コンクリートの打設間隔を短縮した場合の試験施工を行い,温度応力解析とモニタリングにより,温度ひび割れへの影響について考察した.試験施工にあたっては,夏期施工を想定した事前の検討を行い,短縮した場合の温度ひび割れに対する危険性が従来と同程度となる対策として散水養生を行うこととした.試験施工のモニタリングでは,温度・強度・ひずみを計測し,堤体温度のフィッティング解析と,ひび割れ危険性の確認を行った.解析と計測の対比の結果,解析は温度ひび割れに対して安全側に評価しており,計測からは温度ひび割れの危険性が低いことを確認した.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。