[VI-703] 重力式ダムにおける付加体堆積物地盤の処理
キーワード:重力式ダム、基礎、付加体構造物、グラウチング
重力式ダムの建設では、基礎掘削により地山の脆弱部や高透水ゾーンを除去し、グラウチングにより止水性や安定性を高めるのが一般的であるが、昨今のダムでは、コスト・環境への配慮から事業を再検証し、工事量の縮小を図る例が多い。
福井県で建設中の河内川ダムでも、調査結果を基に設計段階で基礎掘削線やグラウチング計画の見直しを行った。しかし、付加体堆積物からなる基礎岩盤の地質は想定以上に複雑であり、調査・設計段階では確認が困難であった懸案事項が施工段階で顕在化し、随時設計・計画の見直しを行いながらの施工となった。
本稿では、ダム工事の基礎掘削、グラウチングにおいて生じた技術的課題とその対応について報告する。
福井県で建設中の河内川ダムでも、調査結果を基に設計段階で基礎掘削線やグラウチング計画の見直しを行った。しかし、付加体堆積物からなる基礎岩盤の地質は想定以上に複雑であり、調査・設計段階では確認が困難であった懸案事項が施工段階で顕在化し、随時設計・計画の見直しを行いながらの施工となった。
本稿では、ダム工事の基礎掘削、グラウチングにおいて生じた技術的課題とその対応について報告する。
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