令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム (2)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:冨森 淳(安藤・間)

[VI-708] ダム湖内の呑口立坑におけるリング支保工撤去

*高畑 研1、衛藤 佳弘1、小川 正博1、内海 崇晴1、前田 裕一1 (1. 清水建設(株))

キーワード:リング支保工切断、大断面、トンネル洪水吐、盛替梁

鋼管矢板(φ1500mm,n=34本)とリング支保工(7段)で構成されている呑口立坑に、幅17m×高さ17.9mのトンネルを接続した。
トンネル貫通時の7段目リング支保工の負担は、軸力換算で1リング当り21.25MNと大きな荷重となった。立坑の安定上、トンネル貫通後の呑口立坑躯体工はリング支保工を存置した状態で構築した。
リング支保工切断時の応力解放による躯体への影響を低減させるため、設計、施工において様々な工夫を行った。実施工では、切断状況と計測データを相互に確認しながら慎重に作業を実施した。
本稿ではリング支保工撤去にあたり採用した対策および切断状況について報告する。

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