令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム (4)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:佐藤 英明(熊谷組)

[VI-718] 八ツ場ダム天端ピア部レベル2地震動への対応事例の報告

*市花 圭一朗2、松尾 聡1、干川 正也1、岩渕 真2、金子 勝2、前畑 大樹2 (1. 国土交通省関東地方整備局、2. 清水建設株式会社)

キーワード:大規模地震動、レベル2 地震動、ダム耐震性能照査指針、ストライプH

八ッ場ダム堤体工の門柱の施工にあたり、L2地震動を考慮した当所設計では、鉛直方向鉄筋についてD51を2.5列で配置するものとなっている。当該箇所は越流部から立ち上がる橋脚部分であり、狭隘部での施工となる。上記の当初設計では施工に大きな手間がかかるため、施工性および工程を考慮し、突起付きH型鋼を鉄筋の代替として配置するように変更した。突起付きH型鋼の特徴として、フランジ外面に設けられた横ふし突起により異形棒鋼(D51)と同等以上の付着性能を有する。また、異形棒鋼と比べ大きな断面剛性を備えており、通常のH型鋼と同様の連結方法が可能である。本稿では門柱における突起付きH型鋼の施工について報告する。

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