令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

ダム (4)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:佐藤 英明(熊谷組)

[VI-720] 選択取水塔工における大幅な工程短縮、種々の合理化実績について

*尾村 大輔1,2 (1. 鹿島・竹中土木・三井住友特定建設工事共同企業体、2. 鹿島建設)

キーワード:鉄筋、プレハブ化、工程短縮

小石原川ダムの選択取水塔工では、施工中においてL2地震動対応に伴う大幅な設計変更が行われた。コンクリート量は当初約32,000mに対し約68,000m、鉄筋量は153tに対し339tとなるなど、施工数量の大幅な増加と工程の延長が予想された。一方、盛立等の他の工種は予定通り工程が進められるため、本工種が試験湛水におけるクリティカルパスとなり、工程短縮が求められた。そこで本工種では、鉄筋の大規模プレハブ化、ゲートメーカーとの共同施工、上・下部同時施工などを行い、試験湛水に間に合うべく大幅な工程短縮を実現したので、この施工実績について報告する。

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