令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (11)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:森 康雄(熊谷組)

[VI-725] 経年変化した透光性遮音板における物理特性の評価手法に関する研究

*岩吹 啓史1、松原 亨2 (1. 高速道路総合技術研究所、2. パルメソ)

キーワード:透光性遮音板、樹脂材料、引張ひずみ、MSE試験、エロージョン率

透光性遮音板(以下「透光板」という)は,走行景観の改善,本線合流部後方視認性の改善及び日照阻害対策等の目的で高速道路に設置されている.樹脂材料を用いた透光板では透光性能に経年変化が見られるものの,物理特性の経年変化が明らかにされていない.本研究では,経年変化する透光板の物理特性の因子およびその因子の評価手法を明らかにすることを目的とし,経年変化した透光板を用いてJISによる曲げ試験・引張試験及びMSE試験を行った.この結果,物理特性で経年変化する指標の一つに引張ひずみが挙げられることを明らかにし,MSE試験で得られるエロージョン率により試験体を破壊せずに評価できる可能性を示した.

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード