令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (14)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

座長:吉川 直孝(労働安全衛生総合研究所)

[VI-733] トンネル切羽の鏡吹付けコンクリートの厚さ管理システムの開発

*宮嶋 保幸1、福島 大介1、戸邉 勇人1、女賀 崇司1、松浦 遵1 (1. 鹿島建設)

キーワード:山岳トンネル、肌落ち事故、鏡吹付けコンクリート

山岳トンネル掘削工事において肌落ち災害が根絶に至っていないこと,肌落ち災害は重篤災害につながることから,肌落ち防止対策として鏡吹付けコンクートは重要な対策工となっている.一方,吹付け厚の施工管理は,吹付け作業中に吹付け厚を計測する技術がないため,必要な吹付け厚さに応じてコンクリートの量で管理してきた.そこで筆者らは,トンネル掘削工事の切羽の安全確保を目的として実施される鏡吹付けコンクリートの厚さを吹付け時にリアルタイムで計測して管理ができるシステムを開発した.

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