令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (14)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

座長:吉川 直孝(労働安全衛生総合研究所)

[VI-735] デプスカメラを用いたトンネル切羽監視システムの開発における基礎研究

*中村 隆史1、請関 大海2、塩崎 正人1、河村 圭2 (1. 三井住友建設株式会社、2. 山口大学)

キーワード:山岳トンネル、切羽監視、デプスカメラ、ToFカメラ

山岳トンネルの建設工事では,切羽の崩壊や肌落ちによる労働災害が問題となっている.切羽の崩壊や肌落ちの予兆として切羽の膨らみや岩塊の揺れなどの変状が生じる場合があるため,これらの対策としては,継続的に切羽の変状を監視し,未然に作業員の非難を促す必要がある.これまでToFカメラを用いた切羽監視システムが報告されているが,筆者らは切羽を正確に計測するために切羽から十分に離れた位置で計測する必要があると考える.そこで,距離30mを計測可能なデプスカメラを用いて,切羽監視システムの開発を検討している.本研究では,本システムの開発に向けた基礎研究として,変状を検知する基礎実験と今後の検討について報告する.

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