令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (14)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

座長:吉川 直孝(労働安全衛生総合研究所)

[VI-736] AIを用いた山岳トンネルの切羽評価に関する一考察

*菊地 浩貴1、日下 敦1、小出 孝明1、巽 義知1、長谷川 慶彦1 (1. 国立研究開発法人 土木研究所)

キーワード:山岳トンネル、切羽観察、AI、CNN

山岳トンネルの施工では,切羽観察により支保パターンの選定等を行うことが多いが,切羽観察は技術者の経験の差により判断が異なる場合も多い。このような課題の解決や生産性向上を目的に,AIによる画像解析技術等を活用した切羽評価により一定程度の認識率が得られる等の事例が散見される。しかしながら,AIによる切羽評価は信頼性や適用条件等,確立されておらず,特にCNNによる画像認識手法はその判断過程が不透明である。本報告では,切羽画像と切羽評価点を教師データとした深層学習を行い,さらにGrad-CAMを用いてその判断過程を視覚化することで,切羽評価への活用可能性および課題の把握を目的に分析した結果を報告する

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード