山岳トンネル (15)

[VI-743] Development of Automatic Acquisition System of Excavation Construction Cycle in Mountain Tunnel

*天童 涼太¹、横内 静二¹、早川 健太郎¹、森田 祐一² (1. （株）安藤・間、2. （株）エルグベンチャーズ)

Keywords:Mountain Tunnel, Construction Cycle , Machine Learning, YOLO

山岳トンネルの掘削作業は，削岩（穿孔・装薬・発破），ずり出し，鋼製支保工建込み，コンクリート吹付け，ロックボルト打設等の一連の作業を繰り返して行う．これらの一連の作業の流れが掘削サイクルであり，作業の流れをタイムテーブルにしたものがサイクルタイムである．サイクルタイム内の各工程はそれぞれクリティカルパスとなっており，各工程のサイクルを把握し，分析することは，掘削作業の効率化に向けて重要な項目である．筆者らは，詳細で精度の高いサイクルタイムの分析を行うことを目的に，切羽監視のために常設されるカメラから得られる画像から自動でサイクルタイムを取得するシステムを開発した．